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広西大学

現地調査日:2007/05/16


6.コメント

以下、07/05/16執筆
●南寧市は俗に「緑城」と称されるように緑に包まれた美しい都市である。気候区分では亜熱帯に属し、真冬でも最低気温5度の日が数日ある程度。

●少数民族も多く、中国の他の都市とは一味違った南方文化を体験できる街である。

●南寧市の他の大学同様、留学生の大半は東南アジアからの来ている。日本人はほとんどおらず、日本語を使う機会はほとんどない。

●その一方で、この大学は広西自治区最大の総合大学であり、外国語学部日本語学科も開設されている。したがって、相互学習の相手に事欠くことはない。

●カリキュラム上の最大の特徴は初級班にある。このクラスの大半の学生は東南アジアからの留学生で、中国語を学んだ後に本科に進学する前提でいる。そのため、9月に入学して翌年4月のHSKで好成績を確実に取るため、速成教育が行われている。テキスト構成を見るかぎり、かなりハードな内容と思われるが、ついていければかなりの進歩を遂げられるだろう。

●学費は1学期5,250元と全国トップレベルの安さ。

●街で話される言葉は広東語であるが、普通語は老若男女を問わず通じる。上海で周囲は上海語を話しているが普通語も通用するという環境と大差ない。

●南方文化に興味がある、寒いのが嫌いなど南方に留学したい理由はあるが、広州のような大都会は避けたいというならば、南寧は静かに落ち着いて勉強する場所としては良いだろう。


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